雨季沈む海にたじろいだ青瞳
潰れたセーラーで縫う鯨少女
浮き橋の上で生まれ落ちた
肝胆何千もの蓮模様
「誰か、まくして」
昨夜の漁火
どこも見窄らしくて
やりきれないのだ
「水風船を投げる真似
ねぇ、慈しみ合い?」
命懸けるほど苦し紛れる
巡り会う余韻は一憂
なつかしい日
そっと近づいて触れてみたら
あの洞窟のように冷たい
「それも、信じて?」
次の月夜には何がみえるだろうと
胸引き千切って期待した
小刻む輪郭が手を引いている
「早くて明日にはもう」
終わりこそ見えぬ底の乱闘
私一人だけ生き延びて
誰が許すの?
「お願い、掬って」
ご意見・ご感想
wk2013
ご意見・ご感想
WKです。私の楽曲への歌詞応募、ありがとうございました。検討させていただいた結果、誠に申し訳ありませんが今回は見送らせていただきます。情感あふれる素敵な歌詞で迷ったのですが、このような結論といたしました。機会がありましたら、またよろしくお願いします。
2023/10/08 09:38:39
pichi
お返事ありがとうございます。
承知いたしました。
また機会があれば応募させていただきます。
2023/10/08 10:53:39