「今何をしているの?」
「何時頃帰るの?」
その問い掛けは聞き慣れていた
行き場もなく私は
あなただけを頼って
ずっと奉仕して
あなたの望みを叶えて逝くだけ
"誓約"の下、私は―

突き抜けた心の中
壊れてゆく失ってく
これからも同じように
美しい世界見えた
ねぇ神様、優しくして?
手を握るのは私だ

もうずっと一緒だよってこんな鎖繋いで
どんだけ自分に自信ないんだか
心理的リアクタンス
でもホメオスタシスで
結局何もせず終わるだけ

閉ざされた箱の中から
望んだ未来の破片
誓いを破って生まれ変わろう
許されない幸せは
一夜限りの約束
今夜だけこのまま
このまま

「今何をしているの?」とか
「どこに居るの」とか
そんなメッセージもう
未読で無視してしまって
ただ快楽に溺れるだけ

蛇に擦り付けようが
罪は消えないし
ああ その実を齧ったのよ
ああ 禁断に手を染めて
偽ることできないでしょう


許されたいと願った
軋んで震えた
ああ その痛みと併せて
ああ 逝っちゃうだけだったら
身軽な方が極楽だった

「今何をしているの?」
「誰と会っているの?」
聞き慣れていたその問いかけも
今思えば苦しい
愉悦に浸る私は―

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

シスターの足枷 歌詞

閲覧数:129

投稿日:2022/07/17 03:53:53

文字数:515文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました