僕の耳に響く乾いた音
訳もなく僕の心を貫く言葉(おと)
僕の体を侵す冷たい雨
容赦なく降り頻る雨の中
僕はひとり立ち尽くしている
静まり返った街
誰もいない廃れた街に
雨の音が鳴り響き
熱のない雫が降り続ける
灰色に染まった空は
僕の心を映し
溢れる涙の雫を
隠すように流した
僕の耳に響く虚しい音
所以なく僕の中に響く言葉(おと)
僕の心を侵す冷たい笑顔
意味もなく鮮やかに焼き付く笑顔
僕の心が崩れ落ちた
物音の消えた街
人の消えた寂れた街に
雨の音は鳴り響き
熱のない雫は降り止まない
灰色に染まった空に
僕の心が描かれ
渦巻く思いの欠片を
隠すように降らせた
暗い部屋に響く哀しい音
堕ちていく意味も心もない言葉(おと)
僕の中を侵す冷たい心
仮面を纏い本当の表情(かお)を隠して
僕はただ息をする人形(マリオネット)
落ちて響いた言葉(ことば)
色のない表情(かお)で僕は宙を見つめていた
声だけが響く憐れな言葉(ことば)
意味のない見せかけの虚しい音
仮面の奥にある本当の表情(かお)
生きることに疲れた僕の行き場
僕の全ては存在(すがた)を消した
虚しく響く声(おと)だけを残して
コメント0
関連動画0
ブクマつながり
もっと見るA
ほの暗い場所で影を探す
薄明かり今にも影と消えそう
A
曖昧な日々に何を探す
ただひとつ確かな境界線
B
表を返せば裏が見える
影無いところに私はいない
S...【曲が付きました】裏表メビウス
縷々@るるぽ
こ・こ・こたつ
こ・こ・こたつ
ぬくぬくぬくぬく
こたつ・つ
冬はこたつでみかんを食べて
ねこと一緒にまるくなる
こ・こ・こたつ
こ・こ・こたつ
ぬくぬくぬくぬく
こたつ・つ...こたつのうた
優羽姫
最優秀作品《その青は魅せる》
彼が描いた最後の作品だった。暗い森、見守るような月、吸い込むような湖、そして幾重にも重なった蝶からなる一輪の青いバラ。明るい色調の絵画が多く出展された中、その絵は際立って人を惹きつけていたらしい。
あの絵を書き上げて以来、彼は今まで一度も筆を手にすることはなかった…...蒼碧
優羽姫
S
いらない モノは ゴミ箱へ
A
あれと これと それと どれ
いらないものは なんですか
少し変わった物ならば
ハイキ処分してあげる
B
隠したい物はなんですか
ちょっと答えにくい物ならば...隠事スクラップ
牛乳
明確な絶望もなく
あなたの子猫に寄り添った
そう わかっている
その国には行けないと
住居のつくりも違えば
秒針の進み方も違う
私の大切なアイロンのプラグも合わない
偏屈だらけの世界観
逃げ出して飛び込んだ洋館で
いつかの不幸を見た...花冠
かぼちゃを下さい
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想