この地上で見渡せるものは全て映してきた
  太陽と海と大地・・・永遠なる者の終焉

  徒然なるものよ、儚き中で満足したか?
  この社会が無縁になるとき、大気は牙を向け始める

  情報の渦の中、過度の重傷がこだまする・・・
  聞き取れたものが愕然と膝を崩す
  「自分の本質を今、みつめられるか?」
  我が心の声が叫び続けていたことを

  人は選んだのだ・・・地上の運命を
  全ては生まれたときから終わりを描いていく

  離れた惨劇を画面が映し、哀れみの想いをくべて
  映像は心に刻まれてもその悲しみは廃れゆく

  尋常でいられるか?
  貴方は本当に繁栄を心から望んでいるのか
  子孫の繁栄を心底望んでいるのか

  子供達を・・・その哀れみは何処から訪れた?
  我が身を・・・その心情を何処から得たのだ?

  自分の責務を納得行けるほど遂行したか
  自分の想いを良いように置き換えていないか
  自分の意志を押し付けていないか

  無意識、無気力・・・否定的な中で
  貴方はその流れに躊躇うことなく乗っていってしまうのか

  太陽の終焉・・・貴方は映像で危機を想いそして眠りに就く
  大気の終焉・・・貴方は雲の流れを描く風に脅威を覚える
  海 の終焉・・・貴方は再生されてきた命に再び死を振り掛けた
  大地の終焉・・・貴方は呼吸を止める木々の思いやりを感じれた?
  自分の終焉・・・まるで、我が身を他人と想えるような心境で

  全ての終焉を導き、その罪を背負う私は
  大地に接吻して涙を汲んで
  海に過ちの種を放って、完成された生態系を侮辱し
  大気の流れに反して怒りを買い、息を失い
  太陽に身を溶かされ、私は終焉した・・・・ 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

終焉と私

閲覧数:87

投稿日:2009/07/13 01:56:36

文字数:744文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました