いつも忙しく　余裕もないまま
慌しく過ぎる日々

そんな日常さえ　いつか懐かしく
思えるときが来るのかな

いつの間にか　季節はめぐり
変わってゆく　周りの景色
小さな頃　夢見た世界とは全然違って

見慣れた街並みが　うっすら赤く染まって
夕暮れを告げる　そんなやさしい時代に
僕らはもう二度と　戻ることはできない
それでも今も　心の中で輝く
やさしい記憶

自分で大きな壁を作っては
越えられないと嘆いてる

そんな自分でさえ　いつか受け入れて
変われるときが来るのかな

数え切れぬ不安を抱え
妥協しては　あきらめていた
自分さえも信じられずに
固く心閉じてた

さりげないやさしさと　温かいその手が
ゆっくり僕の心を溶かしてくれた
いつの間にかなくしてしまっていたんだね
やっと見つけたよ　何よりも大事なもの
本当のやさしさを