『愛しい』と
泣いてる君の
声がして

僕はたまらず
部屋から飛び出た


頭上から
煌びやかなる
星のうた

君の耳にも
届いているのか


幾重にも
重なる色も
消えるだろう

もう直ぐ間もなく
夜が来るのだ


悲しげな
後味残す
グレナデン

小さなシュガーも
大きなスパイス


たまらなく
愛しい気持ちも
手伝って

呼吸止まらず
足も絡まらず


この世から
全てを盗む
王泥棒

どうか記憶から
君を消さないで


その声は
どんな絵の具より
鮮やかに

真っ白なキャンパスを
汚すだろう



『愛しい』と
泣いていたのは
きっと僕

手を伸ばしたら
届きそうな月


嘘ですら
距離を縮める
エッセンス

ヴァニラのように
芳しい甘味


『悲しい』と
僕を呼ぶのは
君だけだ

今だけでいい
時間よ止まれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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『愛しい』と泣いてる君の声がして

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投稿日:2013/01/20 17:45:36

文字数:363文字

カテゴリ:歌詞

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