A-1
指絡(ゆびから)め撫(な)でまわす
硝子故(がらすゆえ)と空想(くうそう)に潤(うるお)うは
母(はは)なる子守歌(こもりうた)
A-2
星辿る(ほしたどる)は異(い)な道(みち)
目(め)があまねく残り香(のこりが)たゆたう
天(そら)という髪(かみ)の色(いろ)
B
光(ひかり)は恋(こい)した歌の輝(かがや)き
染(そ)まる夕焼け(ゆうやけ)
でもね
染まらない世界(せかい)の盟約(めいやく)と漣(さざなみ)
引(ひ)きちぎる錨鎖(びょうさ)は泡沫(うたかた)の
C
化石嘆(かせきなげ)く「痴れ者(しれもの)鐵(てつ)と成(な)り錆(さ)びてゆけ」

A-1
人(ひと)なれど祈(いの)るのみ
文字(もじ)に咲(さ)いた林檎(りんご)の実(み)を頬張る(ほおばる)様(さま)
星の罪(つみ)と巫女(みこ)
A-2
羊狩(ひつじが)りの成れの果て(なれのはて)
散(ち)らばるビーズの中(なか)に潜(ひそ)む北十字(きたじゅうじ)
床(ゆか)に赤(あか)い影(かげ)
B
夕凪(ゆうなぎ)が一房(ひとふさ)もいだ水面(みなも)に
流(なが)れる紅(くれない)
やがて
永遠(とわ)が目覚(めざ)め風(かぜ)伏(ふ)したおやかな歌が
届(とど)けば祝福(しゅくふく)を浸(ひた)しましょう
C
さあさ歌え錨(いかり)よ叶(かの)歌を抱(だ)きしめ綴(と)じて織(お)りて硝子を砕(くだ)け

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

水晶玉(依頼作)

何回も声に出して確認をしておりますが1番、2番共に言葉を詰め込みましたのでかなりタイトかつ複雑なリズムとなっているので調声の時にお気をつけください。また、改行は目安です。

赤や夕などのフレーズを赤毛の女の人(一度だけ作中で巫女としてひょうげんしています。)
歌を人魚
星や天を水晶玉の向こう側
を表しています。なるべく人間らしくなるように直球での表現を避け含みが出るような作品に仕上げました。

改編等お気軽に申し付けて下さい。

閲覧数:289

投稿日:2017/11/02 21:36:26

文字数:602文字

カテゴリ:歌詞

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