生まれ持った運命(さだめ)
疑問を抱く事はなかった 今までは
どんなに大きくて重いものたちでも
背負う事は構わない

でも君がいるのは 僕のこと愛す為じゃなくて護る為なんだ
それだけがわからず許せない 現実を
君もこちらを見てるのに

本当は 守りたい 愛したい

僕らの運命は(交わる事をせずに)
ただ離れていき、消えること(待つだけか)
不安定な世界で(涙を流しながら)
別れの時に怯えながら(生きていく)

決まりごとなんて変えられもしないカタチだけのこの力
そんなモノの為に僕らの未来は縛られ続けるのか?

「このままで十分」
君は前、そう言った。 嘘をつく癖繰り返し
震えるその身体引き寄せてささやいた
「ごめんね、僕が悪いんだ」

その時間も夢のように消えていった

最初で最後なんて(思いたくないから)
決まったわけじゃないはずだ(それなのに)
空に立ち込めるのは(すべてを覆い尽くす)
青空を消す暗雲なんだ(闇のよう)

乱れていく世界 続いてく負の連鎖
もう明日(あす)さえも見えなくて
彷徨い歩いて掴みかけた希望を目の前にして 引き換えに

何よりも恐れていた現実が

僕を護る為に(君はいると云うけど)
散ってしまう花があるなら(こんなもの)
僕は無力なだけで(何の意味があるのか)
泣き叫ぶことしかできない(帰らない)
後を追う事さえも(許されない運命)
できず翻弄されているだけ(それも運命(さだめ))

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Destiny

ILUさんのレン曲に書かせてもらったものです。


『――王子と臣下という決められた道を歩む二人を取り囲む動乱の時代
       
             “運命”に翻弄され続ける少年と少女の話』

閲覧数:80

投稿日:2010/09/01 21:02:38

文字数:614文字

カテゴリ:歌詞

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