*百合注意
*ミクが妊娠してます





あの人が、帰って来た。


顔を見た途端うれしくて自然に笑えていた。
レンを見ると同じく自然な笑顔。レンは役者だなあ…とうなずくとほっとした顔をして前を向いていた。
私とレンは共犯者
絶対バレてはいけないウソを二人でついている。

私は、満開の笑顔でルカちゃんの名前を呼んだ

「ルカちゃん!久しぶり!」

ルカちゃんの顔がこのお腹のレンの子を見て、こおりついた。
ルカちゃん、私たちと会う前はクールだったけど結構表情クルクル変わって可愛い
私たちはルカちゃんのそんな変化に完全に目を瞑って笑いあっていた。
不自然にならないようにレンに身体を預けると、リンが説明する。
私たちが結婚したこと

ルカちゃんには、言えなかった。
子供が出来ても。今までずっと
何度もルカちゃんと電話やダイレクトメールでコンタクトは取っていた
でも言えるはずがなく、ベットに寝ているレンと一緒に涙を流した。





ルカちゃんは、私が好きだ。
そして、私もルカちゃんが好き。


学生のころはそんな自分が信じられなくて、ルカちゃんと仲の良かったカイト先輩が好きで錯覚しているのだと思った。
何度もカイト先輩にアタックしては玉砕して
そのたびにルカちゃんが慰めてくれて、それが心地よかった。

先輩が卒業して、でもルカちゃんばかり見てて
ああ私はルカちゃんが好きなんだと気付いた。


でも、ルカちゃんは女の子
私も女の子
女の子同士で好き合うなんて、私は怖かった。
怖かったからレンに相談した。

レンはそんな私の話を笑わないで聞いてくれて、レンの秘密も言ってくれた。

[俺も、実はリンが好きなんだ]

今まさにルカちゃんに絡みつくようにしているリンを見る
レンをチラリと見るとなんだか優しい目をしていて、学生時代のあの言葉はやはり本当なんだとわかる。
レンはすごいと思う。
私よりずっとずっと長い間リンのことを好きでいたんだと思うとすごく切ない。

だから私とレンは表たって付き合い始めた。
リンとルカちゃんに私たちの思いがバレないように

子供が出来たのは、幸いだったのかもしれない

私はルカちゃんとの子供が欲しいまで、ルカちゃんのことが好きになっていた。
でも、ルカちゃんと子供は産めない。

だったら


「ねえ、私ね。ルカちゃんに名付け親になってほしいの」

せめて、一人の子供の、同じ親になってほしかったの。













ミク視点

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

腹部連鎖反応4(終)

百合注意、ルカミク

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閲覧数:684

投稿日:2010/07/03 22:21:14

文字数:1,042文字

カテゴリ:小説

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  • ミヤビ

    ミヤビ

    ご意見・ご感想

    ミヤビです!
    今回も楽しく読ませていただきました!
    ミクとレンが意味深な関係だったとは・・・
    kkurenaiさんの書く二人は大人っぽくて好きです!
    また次の作品が出来たら、急いで読みにきますww

    2010/07/05 22:18:19

    • sinn

      sinn

      >>ミヤビ様
      コメントありがとうございます。
      予測できない関係と言われて嬉しいです。
      次の作品はまだストックしてなかったので、ボチボチ書き始めています。
      遅くなるやもしれませんが気長にお待ちください

      2010/07/05 23:29:12

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