世の中、うまくいかないことだらけである。


そう、たとえば自販機。自動販売機。お札がなかなか入らない。ウィーンといって千円札を飲み込んだかと思うと、またすぐにウィーンと吐き出してくる。特に夏場、のどがこれ以上となく渇いているとき、何度入れても出てきたり、無駄なイラつきの原因となる。


そう、たとえば信号機。歩行者用信号機。あと5mのところで青信号が点滅し始める。そしてちょうど横断歩道の1本目の線を跨ごうとしたところで赤信号に変わる。だが車両用信号機はまだ赤のまま。ダッシュで渡るか。急いでるし。いや、だが交通ルールは交通ルールなわけで。いやいやでもでも、と悩んでいるうちに車が横行する。結局遅刻して。


そう、たとえば買い物。ショッピング。元々買おうとしていたもの、ここではカバンにしておこう。Aというカバンを朝刊折り込みチラシか何かで良いと思い、それを買う目的で店に行ったはいいが、そのカバンのとなりに、はるかに比べ物にならないぐらい可愛らしいカバン・Bがあった。だがもちろんBはお買い得品ではない。値段もボチボチ高い。さてこれはどうしようかとアレコレ迷い、ついに従業員でさえ怪しい者を見るかのような突き刺さる視線に耐えながらひたすら考えた挙句、ここは奮発してBを買おうと決心したものの、財布を開けたら全然足りなくて、あ、今日給料日の前日じゃんと、結局悩んだのは何だったのかとAを買った惨めな自分。せめて明日だったら、と軽く後悔したりして。



要するに、人生そう甘くはないってことだ。学校の成績しかり。交友関係しかり。金銭関係しかり。物欲関係しかり。なんとも幸辛い世の中である。悲しいことに。


といいつつ、本人のまったく望んでいない時に限ってプラスイベントが起こるから尚更憎いのである。自販機のお釣りが却ってくるところにおそらく前の客が取り忘れた100円玉があったり、しかり。


なんというか。だがまぁ、こんな小さなことに一喜一憂してられるうちは平和なのかなって思ったりするから、人生ってのはおもしろいもので。やめられないもので。楽しい。




でも千円札ぐらいはさっさと飲み込んでほしい。後ろに人がいると恥ずかしいからね。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

愚っ痴(ぐっち)01

いいねー
こうやってひたすら駄弁るの好きだよー

まぁ枚数書けないのが悩みっす(´;ω;`)

もっと見る

閲覧数:118

投稿日:2010/01/03 21:32:56

文字数:926文字

カテゴリ:小説

クリップボードにコピーしました