「はい始まりました、この番組。ここから先は、ミクとリンの『ツッコミし隊』をお届けします! 司会は私ミクとリンです」
「ツッコミまくりますよー」
「さーて今回は、『社会編☆1』ということで、大人についてツッコミたいと思います」
「大人・・・大きい人?」
「いきなり不意打ちのボケはやめてもらえませんか。・・・一応、苦情がきてるんです」
「えっ、うそぉ!?」
「ほらこんなに」
「ありゃー・・・って、これ、全部ミクとディレクターじゃないですか!!」
「あっ、バレた?」
「この、確信犯・・・っ」
「・・・何ですか、そんな言い方じゃまだまだ萌えれませんね、はい」
「・・・・うーん、ハードル高いです、全くぅ」
「話は戻って、一応大人の定義というのがあるんですよ。・・・『私』を中心に世界が回っているのが子ども、『私』を外から眺めて他人や社会や世間のために『私』を生かすことを考えるのが大人。つまり、他人のせいにしちゃいけませんっていうことです」
「はいはーい、これに対してツッコミたいことがいくつかありまーす!」
「何ですか?」
「まず1つ目。『私』を外から眺めて・・・って、幽体離脱ですか? すごいですね!」
「勝手に感心しないで下さい。外から眺めるということは、『私』という自分を客観的に考えることですよ」
「わあ、難しい。そんなのできるわけないじゃないですか」
「ならリンは、まだまだ子どもですね」
「むぅー・・・。あ、それで2つ目。他人のせいにしちゃいけませんって、全く大人の定義じゃないと思うのですが」
「・・・これは、何でしょう。確かに、定義じゃないけど、定義の一歩先をいってると思いませんか?」
「言われてみれば・・・」
「まぁ、でも、いつかは誰しも大人になるんだから、その時になって分かると思います。それに、急ぐ必要も全然ありません」

「ここで、話は変わって、成人年齢の話をしましょう。リン、今現在の成人年齢は何歳だと思いますか?」
「20歳ぐらい?」
「ぐらいじゃなくて、20歳ちょうどです。・・・それじゃあ、江戸時代は何歳だと思いますか?」
「・・・えー?」
「答えは、15歳以上です」
「はっ、早過ぎですよ、それは! ・・・私、江戸時代に生まれなくて良かった良かった」
「じゃあ、今度は明治時代は何歳でしょうか?」
「んー・・・、18歳」
「残念ですね、正解は20歳です。実は1876年から、今現在の成人年齢になったんです」
「そうなんだー」
「では、今度は世界の国々の成人年齢について話をするので、ちゃんとツッコんで下さいね」
「はいおっけーおっけー」
「まずは、最少年齢の16歳の国はどこでしょうか?」
「16歳って、ミクの年・・・!?」
「そうですよ、だからなんですか」
「あ・・・ごめん、ミク。・・・で、んーっと、どっか北あたり・・・かな?」
「適当なことは答えじゃないですよ。答えはネパールなどです」
「へー、ネパールって、オパールみたいw」
「確かに紛らわしいですねw」
「なんか早口言葉できそうです」
「それは、あえてのスルーして。次は、17歳です」
「17歳とか中途半端過ぎて・・・何も言えませんよー」
「そうですね。・・・で、どこの国と思いますか?」
「・・・中国とかそこらへん?」
「お。近いですねー。しかし時間切れです。正解は、北朝鮮でした」
「あ、そっち?」
「はい、そっち系です。続いて、18歳です。この年齢は実にたくさんの国が成人年齢として決めてるんです」
「へー、USAとか?」
「・・・合っていますが、何で英語なんですかー」
「いいじゃないですか。それで・・・、ドイツとイギリスとフランスとイタリアとスイスとスウェーデン・・・とかですか?」
「全部、合っています。あと5個です」
「え、5個もあったっけ。・・・あ、オーストラリアと中国とインドと・・・ベトナムとマレーシアとか?」
「すごいですね。全く外してないし・・・。実は、社会好きだったり・・・」
「あー、・・・・そんなことないよw」
「ほら、社会好きなんでしょう?」
「あ・・・、うん」
「理由とかありますか?」
「先生がね、可愛い。以上」
「・・・そうですか。・・・そんなこと言ってると、レンくんが嫉妬しますよ」
「・・・・・・大丈夫」
「なら、いいんですけど。それで、19歳は飛ばして、20歳。日本以外の国名を言って下さい」
「えー・・・分かりませんね。日本だけじゃないんですか?」
「日本の他には、韓国、タイや台湾とかですよ」
「へー、結構日本に近いんだ」
「それで、世界189国のうち欧米諸国を中心に88%(166か国)が、18歳以上に選挙権があるんです」
「へー、すごいねー」
「今、成人年齢の話しているのに、気づいてないとは・・・」

「話はまた変わりますが、大人になったら働きますよね。それって、何のためだと思いますか、リン?」
「え? それは、お金稼ぐためですよ」
「そうですね。でも、実はそういうお金稼ぐって目的は半分よりも少し多い割合でしかないんです」
「・・・う? それって、どういうこと?」
「日本だけじゃなくて、もっと広い視野で見てみると、アメリカ、イギリス、スウェーデンがだいたい80%を超えています」
「・・・日本は、だいたいどのくらいなんですか?」
「・・・・・60%ぐらいです」
「意外と少ないんですね」
「そうですね。日本の他に、韓国、ブラジル、フィリピンも60%、50%、40%と順に結構低くなっています」
「なんかツッコミたいような・・・」
「ちなみに、日本、韓国、ブラジル、フィリピンは、社会人の義務と自分を生かすっていう理由の割合、アメリカやイギリスやスウェーデンよりもはるかに上回っていますよ」
「それぞれの法律と照らし合わせると、なんとなく分かる気はします」
「このことから、アメリカ、イギリス、スウェーデンなどの欧米諸国の場合、職業は収入を得るためのものと考える人が多いと考えられます」
「「ほえー、これがほんとの個人主義ってやつですか」
「そうですね。・・・でも、個人主義と社会主義、一体どっちがいいんでしょうね?」
「さてとー、そろそろ時間ですよー。それではみなさん、ごきげんよー」
「・・・それ、私のセリフなんですけどね?」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ツッコミし隊! (社会編☆1)

こんにちは、今日何度目の登場か忘れてしまいましたこんばんは!
今回も書いておいたものです!><

これであと1つだけですww
次回も、お楽しみに!^^

閲覧数:93

投稿日:2010/10/12 17:36:54

文字数:2,594文字

カテゴリ:小説

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