calling【歌詞応募用 yamaruさん】


ぽっかり空いた 胸の隙間の行方を尋ねてみても
名前も知らない あやす言葉も持たない
赤切れた指先ひとつで

齧り過ぎた爪を素肌に沈めて はにかんでいても
ザラついた音　耳に残る戯言
ぶり返す痛みは


真ん丸 果実のような
まるで命にも似ていた
転がるばっか 能無しの
震えるカラダを横たえた

あぁ、こんなデタラメみたいな
目の前の景色を呪った
早く目覚めてしまえと


ただただ、


暗い暗い暗いの この部屋のなか
痛い痛いくらい 静けさを裂いて
Cry cry cry　降り止まない雨
　「嫌い」　 　って僕を呼ぶ声は



遠い 御伽の世界は
和らいで内から牙を剥く
毎晩 魘されてたんだ
不可解な熱に

散々 妄想 見たって
虚しいほど愛とか 吐くだけ
どんな素敵な世界も やがて


壊れて、


暗い暗い暗い 　もう この胸のなか
痛い痛いくらい 引き裂いてみたって
Cry cry cry　鳴り止まないから
　「嫌い」 　　って僕を呼ぶ声は