―会いたい。
彼が仕事で遠くに行くことになった。
最初は彼の力が認められたから、嬉しくて、応援するって、喜んでいた。
でも、彼と会えなくなって寂しくなった。
彼が忙しいことは分かってる。
それでも「会いたい」と思うのは、私の我が儘。
電話で君の声を聞いて、手紙で君の言葉を受け取って…それだけじゃ、足りないよ。
一人で部屋にいると暗くなる。
お酒を持って、ベランダに出る。
「あ……」
星がすごく綺麗に光ってた。
…忘れてた。
今日は七夕。
織姫と彦星が一年に一回たけ会える日。
「今日ぐらい会いに来てもいいじゃない!」
何だか余計に腹が立ってきた。
お酒を勢い良く飲んだ。
3本目のお酒を開けた時、チャイムが鳴った。
お酒も飲んでるし、放っておこうと思ったけど、何度もチャイムが鳴る。
「何なのよ…」
苛々しながら、扉を開けた。
そこには
「めーちゃん。ただいま。」
「会いたい」と、思っていた彼がいた。
「お帰り」って、笑顔で迎えたかったけど、嬉しくて涙が流れた。
「!?め、めーちゃん!」
さっきまで、あんなにも寂しくて泣いていた涙とは違って、とても温かく感じた。
「…お帰り。」
―二人で星を見よう。
きっと、彼と見ると綺麗に見えるはずだから。
コメント2
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ご意見・ご感想
日枝学
ご意見・ご感想
読みましたよー アルコール摂取して苛立つめーちゃんをよく表現できてる感じが良いですね
その描写があるからこそ最後の展開で読み手をほんわかとした気分にさせることが出来ているように思えます。
執筆GJ!
2011/07/08 11:56:30
禀菟
ご意見・ご感想
いい話だぬ(T_T)
めーちゃん可愛い(*^^*)
なんか読みやすかった!!
ナイス文才!!
その文才貰っていきますね(・ω・´)
天の川見えないよね!?
楽しみにしてたのに!!
2011/07/07 22:36:03