春の時雨 雪がのこる夜明け
相想草をふかし 貴方を想ってた
春の使い鳴けばやがて弥生
春雷の音 轟き山は笑う
花冷えの過ぎし日包み込まれた
貴方の熱を拭い去れずに
花人賑わう街のなかで 花衣召し替えて背負って
桜狩りにさぁ行きましょうか 貴方とさ迷った花嵐
花車行き交う道の果てで 春の暮れ夕日に身を隠し
その唇に制されていく 花篝ゆれる桜吹雪
桜霞貴方からさようなら
向こう風で滲む水面を見つめてた
桜流し涙流す雨に
今日も朝な夕なと頬が濡れる
古えの町に歩みを運ばせ
貴方のことを思い出してた
巡り会えただけで奇跡と思えばいいのでしょうか
一人法師 影に尋ねて
遅桜舞い散る夜に 花あかり照らした朧月
夜半の風が髪をゆらす
はためき唄うは枝垂れ桜
過ぎゆく春を惜しみながら 相想草に明かり火を灯し
桜狩りにさぁ行きましょうか 下駄の音が響く星月夜
夜桜眺めて願う いつかはあなたの家桜
さぁさ桜狩り行きましょうか 一人でさ迷った夢見草
儚く踊る夢見草
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想