一片落ちて夕凪色に頬が染まった
此方を向いて琥珀色の瞳に映った

記憶に残る世界はいつも夕間暮れ
行かないで願う度に景色は遠退く

きらりひらり嗚呼またひとつ逝く
明日と今日の間で手を振るけれど
さらりふわり嗚呼またふたつ亡く
純白な僕らの心は丸で滑石のよう


一房枯れて闇夜照らす蛍みたいに
恐怖さえ消して流れる儘に生きた

私欲に恥じる僕らに何を云う勿れ
知らないで縋る度に理想も薄れる

のらりくらり嗚呼またひとり往く
過去はやがてキレイになるけれど
ちらりふらり嗚呼またふたり泣く
青く脆い僕らの心は燐灰石のよう

清らかな愛も知性も創造性さえも
併せて居たい散り際さえ選びたい

きらりひらり嗚呼またひとつ逝く
明日と今日の間で手を振るけれど
さらりふわり嗚呼またふたつ亡く
純白な僕らの心は丸で滑石のよう

のらりくらり嗚呼またひとり往く
過去はやがてキレイになるけれど
ちらりふらり嗚呼またふたり泣く
青く脆い僕らの心は燐灰石のよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

フローライト

ABS ABS C SS

閲覧数:51

投稿日:2024/01/16 01:12:36

文字数:424文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました