床に転がるガラスの靴を
「履いて」って貴女はあたしに言うの
何も知らない無邪気な少女は
脆い寓話に身をゆだねた

水色のドレス お揃いの指輪

あたしと笑う 貴女の姿
暗い窓に 吸い込まれる
黒い鏡に映る笑顔は
塗り潰されたように見えなかった

ここにいるはずの貴女はどこなの?ねぇ…?

心の奥に触れてみたくて
必死にこの手を伸ばすけど
求めるほどに霞んでく
貴女のなかにあたしはいるの?

おとぎ話は終わりがあると
なんとなく気づいていた
誰のためのドレスなのか
分からなくなっても踊り続けた

その目が映すお姫様は誰?ねぇ…?

心の声を聴いて欲しくて
喉をからして叫んでみる
壊さないから答えてよ
貴女が抱くドールは誰なの?

指を切り 踵削ぎ
履いてきた
ガラスの靴は
血に染まる

貴女の腕に包まれたくて
足を引き摺り後を追うけど
0時の魔法はすでに解け
ドレスも指輪もモノクロへと変わる
お姫様なんかじゃない
灰にまみれた人形だった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

はいかぶりひめ

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投稿日:2013/06/18 11:22:54

文字数:425文字

カテゴリ:歌詞

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