探した吐息とうだる曙
何度も吹き返していた

華やいだ空想の中ではとても
手は振れなかった
またいだ月日に向けては

上書きされた記憶の裏側で
君の産まれた日を思っていた

満ち引きはいつだってそう
終わりゆく架線が
凪る風を指し示していた

黄色い太陽はどこにあるのって
不可思議に思ったんだ

射した光が隣り合う
二人の隙間から伸びている

繋がっている解れた糸が
とりとめのない心を
両手で縫い合わせている

光る灯火のように少しだけ
見飽きた景色でも愛せたら

ライセンス

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哀願

見飽きた景色でも愛せたら。

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投稿日:2018/10/17 05:47:56

文字数:233文字

カテゴリ:歌詞

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