≪徊≫…晴れた日の午後惑う
遠い喧騒　商店街外（ソト）聞いていたの
いつも弱い自分に降りかかる　孤独感に噎せた

固く強張った両足から
ぐるり　世界反転する
浮足立った両手にはなんにも掴めない
最小　僕の声じゃ届かないから
指を打ち付けて
Tap!　Tap!　本音をブチ撒けろ

嘲笑　言葉の矢が心火を点けてさ
画面前に宙吊りになる
「もう飽きたよ」
そんな言葉の雨あたらぬフリしてさ
いつまでも逃げてる
Hop, Jump, Stepは滅茶苦茶

≪廃≫…夢心地悪夢（ユメ）の跡
もう嫌ンなって　自暴自棄に放棄したの
だけど弱い自分は見てみぬフリできず　目を閉じた

目の裏写ったその言葉
「偽善」「自業自得でしょ」
誰も見てないくせに　“便乗”そんだけでしょ
炎上　面白がっては追いかけて
愚痴も後悔も
Rap Clap 綴っては闇の中

ああ　息詰まるほど心締め付けてさ
黒い画面止まない雨
「もうやめてよ」
創傷　言葉の刃（ハ）は僕を斬りつけてさ
ボロボロの体に
Sheep, Sleep, Good night（グッナイト）良い夢を

超常　無音の部屋　ぴたり言葉止んだ
午前三時　凍る画面
「もう辞めるよ」
きっとこれは嘘で　週末は叫んでる
矛盾だらけの僕
“大嫌い”　声は掠れ消えた