星崩れ落ちる下(もと)で
僕はただ独りオワリを見上げる


A
荒れ果てた世界と僕ら
夜空は何も変わらないのに
互いを傷つけ傷つきあい
この手はナニカを掴めたのだろうか

B
不合理に満たされた世界で
足掻き続けることで
永遠なんてないことが
永遠なのだと思い知らされる

S
流れゆく星に想いを込める
もしも願いが叶うのならば
足元に咲く一輪の華だけでも
この世界で生き残っていてほしい


A
濁りきった瞳の光
何も感じていないかのように
嘘のベールで覆い隠した
この瞳はナニカを映せたのだろうか

B
正しさを見失った世界で
追い求めることで
どうとも出来ないことが
現実なのだと思い知らされる

S
流れゆく紅(あか)と混じりあって
頬伝う透明な雫が
足元に咲く一輪の華と共に
この世界に残り続けてほしい


C
どれほど紅く染まったとしても
答えを掴めるとは限らなくて
けどこの世界にも希望があるというなら
僕は夜空に願いを捧ぐ


S
いつかスベテが朽ち果てようとも
この世界に救いがあるなら
罪もないこの一輪の華だけでも
サイゴまで咲き誇っていてほしい


星崩れ落ちる下で
僕はただ独りオワリを見据えた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

一輪の華【曲募集】

足元に咲く一輪の華だけでも、サイゴまで咲き誇っていてほしい

曲をつけてくれる方を募集しています
一応、希望としては、男声ボカロがいいな、と思っております
気に入ってくださった方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします

閲覧数:171

投稿日:2012/06/06 21:28:31

文字数:510文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました