【A1】
花弁一つ舞い落ちる季節に
新しい出逢いが巡り始めたね
目に映る全てに胸をときめかせ
そっと僕を見ていた

恥ずかしがりな君は手を握って
僕の背中から顔を出していたね
ピントの合わない写真を眺めては

【B1】
懐かしい記憶と
温かい気持ちに
浸りながら一つずつ
ページを捲ってた

【S1】
いつかの君は
繋いだこの手を振り解いて
遠回りして 言うことすらも聞かず
駄々を捏ねるみたいに困らせていたね

思えばきっと
自分の道を探そうとしたのかな
まだまだずっと小さな君の
隣に居させてよ

【A2】
粉雪一つ舞い落ちる季節に
初めての「さよなら」を経験したね
目を腫らして泣きじゃくるその姿に

【B2】
何もできないまま
もどかしい気持ちで
かける言葉も分からず
ただただ抱きしめていた

~間奏~

【C】
木漏れ日が一面を照らし出すよ(う)に
足の踏み場も無いくらい
散りばめた思い出が問いかけてくる

【B3】
信じたこと 愛したこと
伝えきれるかな 
君との 時が過ぎる前に

【S2】
いつかは君も
繋いだこの手をすり抜けては
一人で歩き 目の届かない遠くで
背も追い越しながら大人になるから

あと少しだけ
限られたこの時間を噛み締めるよ
ぼやけたままの瞳(レンズ)を拭いて
隣で見守るよ

~間奏~

【アウトロ】
小さな手のひら
幼い横顔
拗ねた後ろ姿
誕生日の笑顔

まだまだこれから
人生(とき)は続くから
収まらない程
アルバムへと刻んで
La la la…

――――――――――――――――――――――
以下、平仮名。(内は1音で2文字です)

【A1】
はなびらひとつまいおちるきせつに
あたらしいであいがめぐりはじめたね
めにうつるすべてにむねをときめかせ
そおとぼくを みていた

はずかしがりなきみわてをにぎいて
ぼくのせなかからかおをだしていたね
ぴんとのあわない(しゃ)しんをながめてわ

【B1】
なつかしいきおくと
あたたかいきもちに
ひたりながらひとつずつ
ぺえじをめくうてた

【S1】
いつかのきみわ
つないだこのてをふりほどいて
とおまわりして いうことすらもきかず
だだをこねるみたいに こまらせていたね

おもえばきいと
じぶんのみちをさがそおとしたのかな
まだまだずうと ちいさなきみの
となりにいさせてよ

【A2】
こなゆきひとつまいおちるきせつに
はじめてのさよならをけいけんしたね
めをはらしてなき(じゃ)くるそのすがたに

【B2】
なにもできないまま
もどかしいきもちで
かけることばもわからず
ただただだきしめていた

~間奏~

【C】
こもれびが いちめんを てらしだすよに
あしのふみばもないくらい
ちりばめた おもいでが といかけてくる

【B3】
しんじたこと あいしたこと
つたえきれるかな
きみとの ときがすぎるまえに

【S2】
いつかわきみも
つないだこのてをすりぬけてわ
ひとりであるき めのとどかない(とお)くで
せいもおいこしながら おとなになるから

あとすこしだけ
かぎられたこのじかんをかみしめるよ
ぼやけたままの れんずをふいて
となりでみまもるよ

~間奏~

【アウトロ】
ちいさなてのひら
おさないよこがお
すねたう(しろ)すがた
たん(じょ)おびのえがお

まだまだこれから
ときわつづくから
おさまらないほど
あるばむえと きざんで

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

・【歌詞提出用】アルバム(仮題)

あるせれ様ご依頼の歌詞です。
他の方の使用はご遠慮ください。

子供の成長を見守る親目線でのメッセージをイメージしました。

※漢字表記の方は歌詞としての見栄え重視でスペースを調整しております。
平仮名表記の方はメロディーにあわせてスペースを空けてますので、歌詞を打ち込む際はそちらを参考にしていただければと思います。

※【C】「照らし出すよ(う)に」ような()内の文字は発音しません。漢字表記の際に見栄えが悪くないように入れております。

閲覧数:100

投稿日:2023/04/04 23:23:14

文字数:1,429文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました