いつものように差し出す手を
今日は少し強く握った
かすかに漏れる不安を悟るように
君の腕が肩抱き寄せた
足並み揃う帰り道
もう最後になるね 胸が苦しい
話す言葉も見つからず
ただ 会えなくなる日々に怯え続けた
茜色に染まった君の横顔がとても愛しくて
『このまま時間が止まればいい』と切実に願った
さよなら 数えきれない
泣き笑い 共に過ごした懐かしき日々
進む道は違うけれども
いつの日か交わると信じていいよね?
いくつ季節巡っても憶えていてね
固く結んだ絆を
茜色に染まった君の背中が霞み消えて行く
残った温もり 心にしまって
歩き出す道は暗く細い
訪れる孤独を前に
戻らない時間を悔やみ涙流す
さよなら 数えきれない
泣き笑い 共に過ごした懐かしき日々
進む道は違うけれども
いつの日か交わると信じていいよね?
いくつ季節巡っても憶えていてね
固く結んだ絆を
いくつ季節巡っても忘れないよ
君と歩いてきた道を
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