踊る砂塵 
砂の海に船はなく
風紋を乱すのは贖罪
弔いの薔薇の傍らで
焼けた喉が歌う

地獄の業火
燃える海に笑う星
干からびた悲鳴は孤独
贖いの楽園の対角で
静寂の夜に凍え


焦げた心
砂のまどろみ
歌声は嘆きに溶けて


君がいない 何も見えない
泣けはしない からからなんだ

理由なんて 無意味なんだ
こんな虚無の 真ん中じゃ

歌うしかない
君を思いながら
日の出を待ちながら


遠いオアシス
手を伸ばせば消える夢
一夜の希望は砂の城
千夜の祈りは歌となり
枯れることなく響く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

overnight tale

身分違いの恋をして砂漠に放り出された青年が彼女を思って
歌を歌いつつ、生き抜こうとする話…を歌詞っぽくしたものであります。

履歴でもっと長い文章。
詩より長く小説にしては描写がなさすぎでなんといっていいかわからぬもの。

お気に召しましたらご使用くださいませ。

曲や調教に応じての改変もご自由にー

一応イメージイラストっぽいもの…
http://piapro.jp/a/content/?id=q34bno9ab7erzh7k

閲覧数:279

投稿日:2008/02/26 04:14:08

文字数:246文字

カテゴリ:その他

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