お互い背中を預けてた
あの頃とはもう違うのね
背を向け踏み出す横顔に
決意が刻むPeine(悲しみ)
幸せ綻ぶ日々だった
傍らにいる君と
お揃いの銀のépée(剣)
幾多の敵を滅ぼしたか
背中を預けて切り捨てる
猛る敵など目ではない
類まれなる相性に
人はこう呼ぶ「戦場のJumeaux(双子)」
いつもの酒場の昼下がり
待てど待てど姿なく
ため息に萎むその背へと
迫る冷たき狂気のépée(剣)
光と闇を彷徨う焔
聞きなれた声が落とされる
「味方も僕らを恐れたんだ
僕を縛り君までも」
君は街を去ったらしい
幾多も巡る空見上げ
傷の癒えた片割れは
「味方」と備兵を続けた
凍える涙を降らす空
震える眼を疑った
夜明けの大地の白銀を
赤く咲かせる君がいた
「君を裏切った世界なんて
壊してしまえばいい
一緒においで」
「それでも私は守り抜く
壊れた歯車は戻せない
行けないわ」
壊すために向けるépée(剣)
守るために向けるépée(剣)
交えた一閃は命を貫き
傾ぐ身体は最期を知る
静かな君の瞳には
静かな私が映ってる
目覚めて隣の君を見た
はだけたパジャマの胸元の
痣は双子の証と教えられた
夢の語ったあの過去は
私たちを繋いだchemin(道)かしら
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