夢のまにまに 想い儚く
ただ 浮かんではまた消える

壊れた日々の中で君は
涙を流して笑っていたね

擦れ違いの日々が 僕らの時間を
曖昧に 滲ませてしまうなら
《もう二度と誰も、愛さなくていいよ》と
この身体に刻み込んで

終わらない世界の中の小さな鼓動が
やがて 忘れられる日が来るのならば
その時にきっと 声に出して言うよ
《アナタを愛していました》


《好きだよ》と浮いた言葉を吐いて
その笑みから目をそらしていた

不意に見えたあの日の面影を
陽炎が奪い去っていく

儚い望みが消え逝く前に
せめて祈るはあの幸せな日々を
刹那にとどまることさえままならない
なら もう 何もかも全て

一つの旅が また一つ終わり
その旅路を次の生命が辿る
いつかの空に届くようにと
願い込めて僕は歌い続ける


巡り来る季節が 終わりを告げる
優しい風が僕の髪を撫でて
泡沫の温もりを知る時が
やがて 来るのでしょうか?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

陽炎が魅せる泡沫の夢

夏=陽炎。的な気分だったので

閲覧数:138

投稿日:2015/07/22 18:32:11

文字数:412文字

カテゴリ:歌詞

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