川辺を歩いていた ふとそこにはタンポポの綿毛がある
子供のころ蹴って遊んだ 景色が蘇る
あぁ、僕は

宙に舞う綿毛が 風に吹かれて
遠く空の彼方 僕の事見下ろす

あの頃 感じた どこまでも遠い
憧れ 近付く為手を伸ばす
どれだけ どれだけ
手を伸ばしたとこで
届きそうもない 綿毛を
追いかけていた あの頃

僕は大人になって いつも通り同じ道歩いていた
ふとそこにはタンポポの 綿毛が揺れていたんだ

そうだ

変わらない毎日 同じ景色の
中にいつも通り 揺れるその白色

どうして どうして
気付かなかったのか
あの頃描いた 憧れはもう

今では 今では
僕の手の平の上
僕が見ていた 綿毛は
叶えた夢の 欠片だ

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わたげ

オリジナル曲「わたげ」の歌詞になります。

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投稿日:2021/05/24 16:44:50

文字数:309文字

カテゴリ:歌詞

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