壊れた心が叫ぶ。何度も何度も君の名を。受け入れられない現実から目を逸らし、いつまでも逃げて居たかった。
君が居ない現実が怖くて怖くて、何度逃げ出しただろう?何度一人で泣いただろう?
そんな自問自答の日々から逃げる事は許されなくて、誰にも助けを求める事も許されず。
人を、世界を、怨んだ、呪った。世界に光は無いと在るのは闇だと知るのはすぐのことだった。
君の居ない世界なら、壊してしまおうと、君の居ない世界には僕は必要ないと、
何度も何度も自分を傷付けた。この傷は自分への戒めなんだ。君を守れなかった自分への。
そんな時、君から手紙が来た。文字が少し滲んでいた。
「 Dear
    愛する君へ。
 君は今頃どうしているかな?
 私の居ない世界を呪っては居ないかな?
 ごめんね。そして、ありがとう。
 そもそも、私の命はそんなに長くないと
 分かっていた。でも君に言ったらきっと
 心配すると思う。何をするかわかんないから  
 あえて、言わなかったの。 
     私すごく幸せなんだよ?
 君に出会えて、君と過ごして、君の隣が一番幸せだった。
 だから、私、悔いはないよ。
 あ、君が今どうしてるかが、唯一心配かな?
 世界は厳しくなんかないよ。時には厳しいかも知れないけど
 いつだって、君を見守ってるから、泣かないで。
 あの夜、本当は、足が痛いなんてうそだったの。
 君と別れるのが辛くて、悲しくて。
 君との思い出が、美しくて、儚くて。
 泣いてたの。 
 最後の君の顔が笑顔でよかった。
 ありがとう。 
      そして 
         さよなら。 
              」 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

(non title)

亡くなった彼女が彼への手紙

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閲覧数:96

投稿日:2010/12/14 20:25:37

文字数:712文字

カテゴリ:歌詞

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