「 Hikari」
          
           
  あなたはいつも拗ねると、同じ場所に隠れるでしょ。
  先回りすると、決まって笑うの。
  夕日と影が私を連れて、季節が私を呼ぶ・・・
  優しく笑うあなたがすぐそばにいるの。
  「こんな時間がずっと続けばいいな・・・」
  あなたは呟く。「私もだよ・・・」
  光が差し込む部屋に、二人。
  深い眠りに落ちた。
  「良い夢でも見てるのかな・・・?」
  あなたが口元を緩めていた。
  二人の影が重なった。

  雨が降り注ぐ、街。灰色の空が、広がる。
  私が忘れた傘をあなたは持っていたの。
  鞄は少し濡れていた。
  優しく微笑むあなた、私は駆け寄る。
  私を、あなたが包んで、あなたを私で包む・・・
  傘越しに歩き出す二人。少し黙っていると
  優しく笑って、あなたは私に優しくキスしたの。
  「・・・・」黙って頬を赤らめるあなた。
  「私の顔も赤くなってるのかな・・・」
  私は呟いた。「大好きだよ・・・」
  雨は止んでいた。青い空が広がった。

  「優しく笑う君が世界中の誰よりも、一番大好きだよ」
  心の中で言わないよ。あなたに向かってちゃんと言うわ。
  「ありがとう、大好き」
  あなたは私の光よ・・・・









ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Hikari

リンちゃんがレン君の事をこういう風に想っていたらいいなと思い、この歌詞を作りました。
作曲してくれる人がいたら幸いです。
よろしくお願いします。
初投稿です。

閲覧数:137

投稿日:2012/12/27 12:31:07

文字数:578文字

カテゴリ:歌詞

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