渦の中 転がり落ちて行く
錯乱に 飲み込まれたら
求めてた
効きすぎるほど 刺激的な
僕のクライシス


退屈な日々 飽き飽きして
文句垂れている
平和が言い訳 堕落な暮らしは
ご時世のせい

馬鹿らしいこと 摩訶不思議
わざわざ波に逆らうのか
『苦労は買って でもしろ』なら
給料あげてよ

煩わしい関係
断ち切ったはず なのに
なぜだか 寂しい

はり巡る 予防線に絡まって
身動きができない
現代(ここ)に吹く 生ぬるい風に
包まり生きてきた

渦の中 飛び込み落ちていけ
今を変える キッカケになれ
燃えている マグマ吹く
情熱的な 火口の奥まで


荒れた天気に 靴は濡れて
ため息も止まず
気候が言い訳 溢れた涙は
雨粒のせい

馬鹿らしいこと 摩訶不思議
ギリギリ今日も間に合わせた
『10分前 朝礼だ』って
時給もつけてよ

まっすぐ来たつもりでも
巡り巡る回り道の中で迷子

はり巡る 予防線が解けない
『もしも』に囲われて
信号機 行く先はどこも
赤く点っている

渦の中 ひたすら落ちていけ
引き止めるものがない場所
すくんでる
終わり(そこ)知れない 幻想的な
宇宙の隙間へ


両手だけじゃ足りない
増えた荷物 投げ捨て
それでも不自由

はり巡る 予防線を振り払い
秩序を無に返す
『当たり前』を消し去る反旗あげ
本気をみせろ

予防線の中 守られ縮む思考
今 解き放って
耐久のYESはここまで
茨の道を行く

渦の中 どこまで落ちて行く?
錯乱を巻き起こしたら
効きすぎるくらい刺激が
ちょうどいい
僕のクライシス


【ひらがな】
※( )は無発音
※「っ」で発音するものは「ー」としています

うずのなか ころがりおちていく
さくらんに のみこまれたら
もとめてた
ききすぎるほど しげきてきな
ぼくの くらいしす


たいくつな ひび あきあき して
もんく たれている
へいわが いいわけ だらくな くらしは
ごじせいのせ(い)

ばからしいこと まかふしぎ
わざわざ なみに さからうのか
『くろうは か(っ)て でもしろ』なら
きゅうりょう あげてよ

わずわしい かんけい
たちきーたはず なのに
なぜだか さみしい

はりめぐる よぼうせんに からまーて
みうごきが できない
ここにふく なまぬるい かぜに
くるまり いきてきた

うずのなか とびこみ おちていけ
いまを かえる き(っ)かけになれ
もえている まぐま ふく
じょうねつてきな かこうの おくまで


あれた てんきに くつは ぬれて
ためいきも やまず
きこうが いいわけ あふれた なみだは
あまつぶのせ(い)

ばからしいこと まかふしぎ
ぎりぎり きょうも まにあわせた
『じゅーぷんまえ ちょうれいだ』(っ)て
じきゅうも つけてよ

まっすぐ きたつもりでも
めぐりめぐる まわりみちのなかで まいご

はりめぐる よぼうせんが ほどけない
『もしも』に かこわれて
しんごうき いくさきは どこも
あかく ともーている

うずのなか ひたすら おちていけ
ひきとめるものが ないばしょ
すくんでる
そこ しれない げんそうてきな
うちゅうの すきまへ


りょうてだけじゃ たりない
ふえたにもつ なげすて
それでも ふじゆう

はりめぐる よぼうせんを ふりはらい
ちつじょを むに かえす
『あたりまえ』をけしさる はんきあげ
ほんきを みせろ

よぼうせんのなか まもられ ちぢむしこ(う)
いま ときはなーて
たいきゅうの いえすは ここまで
いばらの みちを いく

うずのなか どこまで おちていく?
さくらんを まきおこしたら
ききすぎるくらい しげきが
ちょうどいい
ぼくの くらいしす

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

クライシス

こちらの曲に歌詞を応募します。
https://piapro.jp/t/Ac-F

「クライシス」は危機、難局という意味です。
退屈で平和で、と言われる日本の時代でも、だからこその不満も不安も沢山あり
それを変えようと思うと、さらに苦しい。
現状維持以外はクライシス。

軽やかなメロディーだから言えるメッセージ、という気持ちで書きました。

閲覧数:147

投稿日:2023/04/20 09:30:57

文字数:1,568文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました