天鵞絨
はらはら舞い落ちる
木の葉 ただ 見つめてた
さざめくせせらぎよ
祈る声を 届けて
ああ 幼い日に 笹の舟を流す
小さな手を取り 笑う君よいずこへ
ああ ああ…
ゆらゆら ゆらめいた
蛍火に 誘われて
そっと手をすりぬけて
消えていった ぬくもりよ
ああ 止めどなく 子守唄を歌う
どうか導いて 君へ続く天鵞絨
ああ ああ…
ああ ただ 憂うのは
寂しい目をせぬように
からから啼く鳥は
命 行方 知ってるか
ああ ああ 泣かないで
水面ゆれ 崩れ顔
ああ ああ 泣かないで
ここに 祈る いつまでも
はらはら舞い落ちた
木の葉 遠く 消えてった
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