ハッピーエンド

17歳 中学生から変わらないうだつのあがらない日々
周りみんな入れ込むトレンディー分からないまま詰め込む方程式  
当てられ黙り込む恒例行事上の下で日々落ち込むこの成績  
憧れて見上げたショーケース忘れたふりで過ごしてもう零時

優秀にもなれなくてかといってFoolにもなれなくて
とかいって全部に逃げてたらもうみんな十分大人になって
待ってなんでいつの間にって追いつくのに精一杯で
今まであれダメこれダメの果てに「もう自分で決めな」ってないよ

将来の夢は？ってローファイな問題に狼狽
それっぽく埋めた行間 傍観 まるで夢は商材 
勝敗を決めるショータイムもう来世をちょうだいって
言っても高層階からfly highの度胸ないってまま20歳到来

どこにも行けなくっていいよ何者じゃなくていいよ
未来の端から 過去の波間へ
似合わない街決まらない道味方ない部屋でも仕方ない
僕は今だけ 僕を許すよ
酷なしがらみ 夜の瞬き今日が干からび 消える白鷺
屠った悲しみ 君の身代わりこんな私に夜を下さい
酷なしがらみ 夜の瞬き今日が干からび 消える白鷺
屠った悲しみ 君の身代わりハッピーエンドなんてない

さもしいエントリーシート良く言えば現状維持の
なんも無いquarter of century見いだせない生存意義とか
いってみればかっこいい？謙虚に勉強に占拠されてた方が
楽だった？なんてね憧れとはずっと遠距離

手付かずのままの参考書　買って貰えなかった単行本
振りかざした感情論　散らかる部屋の中 籠城銅賞だらけの表彰状
「恵まれてるよ」「孝行しなよ」有象無象の同情高尚な妄想 
焦燥感が増量もうどうしよう

綺麗なままでありたいし優しいままでありたいし
抱く美学それじゃアンリアル？TRPGみたく変わる人格
気圧で離脱でも腹は満たす始末こんなんじゃ

どこにも行けなくていいよ何者じゃなくていいよ
未来の端から 過去の波間へ
変わらない街決まらない道　味方ない部屋でも仕方ない
僕は未だに僕を愛すよ
殴打した足夜の苛立ち　とうの昔に捨てた落書き
俗なこだわり君の悪あがきこんな私に夜はいらない
殴打した足夜の苛立ち　とうの昔に捨てた落書き
妙に手放せぬ君の粗探しハッピーエンドにしたい、したいんだよ