君の名を例えば愛と名付けたとして
散り急ぐ花びらひとつ拾う間もなくて
君の名を例えば信と名付けたとして
振り上げた言葉ぶつける宛も失くして
落ちてく身体は
まるであの時の雫のようです
砕ける想いは
まるであの時の嘘のようである
あなたに手渡す
意識を持ち寄るように
あなたの元へと
いつかは重なるように
いまも眠れる記憶を起こさぬまま
震え止まずに境界さえわからずに
やがて溶けゆく過去も今も未来も
全て流れ去り忘れてゆく僕のことさえ
君の名を例えば舞と名付けたとして
舞い上がる木の葉ひとつ遠く見守る
名付けた名前は
まるで間違いでしかないようです
磨り減る想いは
まるであの時の虚無のようである
その時手放す
自ら刻み込みながら
見えない時間を
いつかは飲み干すように
あなたの答えは
悪夢を捨て去ることで
いつかは交わる
全てが溶けゆくように
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