八月のアルストロメリア
忘れないように、この歌をどうか
手放す花束、ただ白昼夢みたいな色してる
繰り返すような、死相を覚えている
砂を編む指先が 慣れない感覚に戸惑ってる
曖昧を飼いならして 息を吸う
迷って流れてく 変わらないでいて
嗚呼 嘘でも良いから
八月の海に潮騒
戻れない夏に眩む日々に
影、揺蕩い 波に沈む花を
忘れないようにこの歌をどうか、どうか
あなたの真似をしてみても
慣れずに虚な目をして
揺らぐ浜辺に足跡を描いていく
不揃いな風が言葉未満の優しさを飲みこむ
つまづきながら重力に逆らう
余白に溺れていく 変わりは居ないから
嗚呼 夢でもいいから
八月の海に潮騒
焼け残る夏を探すように
南の雲には届かない
忘れたい声に揺れる夜に
欠けた記号 波に沈む 今はもう
八月の海に潮騒
戻れない夏に眩む日々に
透き通る海に揺られて
焼け残る夏を探すように
影、揺蕩い 波に沈む
どうか
もう一度だけ笑って
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