1A
大きな黒い傘広げ 一人歩く遊歩道
いつもよりも静かな昼下がり
小さな橋の上でふとリードを強く握る
しっぽを振るキミの姿 傘に隠れて見えなくて

1B
垂れ下がるリード引きキミに触れようとしても
今日は言うこと聞いてくれない
ねえ待ってよ 行かないでよ

1S
幸せなひとときをふたりで過ごしたいだけで
辛いこと嫌なこと全部忘れさせてよね
雨に消えていく消えていく あの日見た何かの記憶
それよりもキミと遊びたいから…

2A
大きな黒い傘広げ 一人で行く遊歩道
いつもよりも遠くに来たのかな
キミは雨が嫌いなのに 今日はなぜか元気で
そろそろおうちに帰ろうよ 呼びかけてもしんとしてさ

2B
垂れ下がるリード見て 何か忘れてるような
ふとキミの声が聞こえる
ねえ待ってよ 帰ろうよ

2S
幸せなひとときをふたりで過ごしたいだけで
辛い過去嫌な過去 無かったことにさせてよね
雨に消えてゆく消えてゆく あの日見た真っ赤な記憶
何もかも雨が流してく

C
雨が止んでもキミの姿が どこにもないどこにもない
どこにいるんだろう
真っ黒な空もう帰れない 僕はまた一人になってしまうのかな

3S
幸せな毎日は突然終わりを告げる
忘れても忘れても 心に深く突く刺さる
雨が導いた虚像(しんじつ)は優しくて逃げられないよ
キミの声もう一度聞かせてよ…

幸せなひとときをふたりで過ごしたいだけで
辛いこと嫌なこと乗り越えられなくていいから
雨に消えてゆく消えてゆく 真っ黒な傘を残して
いつまでもキミと一緒だから…

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過去を偽る雨

あるせれ 様の楽曲への応募用歌詞です。

思い出したくない悲しい過去はこの雨が全部流してくれる。
嫌なこと、辛いことなんて、もう全部忘れよう。
もう全部…、忘れてしまおう…。

閲覧数:44

投稿日:2024/08/06 21:44:35

文字数:656文字

カテゴリ:歌詞

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