【今年の夏は】2019.9.12



溶けたアイスを食べながら
君と話していた

だるくなった身体を引きずって
眠気に浸りながらだらだら
カゲロウがゆらゆら
このままいつまでも話してたいねって
汗だくで二人でけらけら カラカラ

自由研究の無くなった夏休みは
すこし寂しかった ひとつ足りなかった

無理だと思ったことでも、
案外それは簡単だった
そんなことに気づけた
こんな夏の終わりだった

蝉が夏の終わりを惜しむように、
或いは自分が生きた証を残すように
咽び泣いている 耳をついている
そんな鳴った風鈴のような道を
歩いた 走った
僕にとっては、今でも夏は長いのだ

死んでしまいそうになったって
好きなテレビ番組と温かいご飯さえあればどうにかなった そんな単純な性格してるんだって
ただ楽しく生きていたい

在り来りな毎日で 明日世界が滅亡するなんて妄想しては夜を超えて 僕ら話をしよう
もしかしたら 明日なにが変わるかもしれない こんな僕が英雄になるのかもしれない

もしも明日僕らが自由なら
電車に乗って何処かにいこう
自分の意思でどこまでも遠く遠く
踏みしめていける それが誰かが言った
自由なんだと、君は笑った


『今年の夏は散々だった』
そう昨日の僕は言った


『来年の夏は?』
今日の僕は笑った


今日の僕は言った

『悪くはなかったよ』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

今年の夏は

初投稿です( ´ཫ` )

時短クオなのでAメロやサビがすごい分かりづらいです…… どこがサビとかはご想像にお任せします(´・ω・`)... そもそも見てくれるのかな……とか考えたりする……

閲覧数:27

投稿日:2019/09/12 18:17:52

文字数:588文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました