A
ねえ僕は人間なのかなあ
実は牛だったりしないかなあ
だってなんだか恥ずかしいんだ
人間って名前で生きてるのが

でも残念なことにこの僕は
優しいお母さんのおかげで
当然みたいに食べられないように
美味しくないんだ

B
どうして最初にいたあの子たちを
後から来た僕らが消してるの?
「有権者が最優先
 だったら人間が一番だろ」
誰が決めたんだと訊きたかった
答えられる人は見つからなかった

サビ
みんなみんな生きてるはずなんだ
ただ種類が違っただけだ
でもそれって結構重大でさ
四字熟語って真なんだね

A
この名前を憎んでも嫌っても
死にたいと思ったことは一度もなくて
まだ笑っていたいから
起きて 食べて 遊んで 眠って

罪人にはなりたくないから
個人的な正義で丸くする
だけど人間は生きてる限り
9割ぐらいは殺命犯

B
結局最高権力者を知ってる人が
当人だという簡単な推理
でもいくら地球一の人間だって
言葉の通じない生物に負けることの方が多いんだって

C
僕がどんなにこうして耳元で叫んでも
まともに聞いてるのなんて野良猫ぐらいで
ああ ほらまた無意識に僕らと猫は違うって思ってる
こんな一生懸命人間のことを卑下しても

やっぱり僕は人間だった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

只事スケアリィ

「当たり前」の存在理由

※別サイトにて別名義で同様の活動をしています
 同じ作品を見かけても無断転載ではありません

閲覧数:106

投稿日:2011/10/09 22:55:49

文字数:533文字

カテゴリ:歌詞

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