君の声、胸の奥深く響いた。この空は何も言わず僕を見ている。

夢はいつか覚めるもの。解ってるけど。永遠は言葉だけ。実体はないんだから。

笑顔だけで満たされてた、あの頃にはもう戻れない。君の笑顔を見たら僕は、とても辛くなる。

心の中、秋の空。ヒマワリは枯れ。この道に咲いた花、しぼんでいってしまった。

僕ら気付けば別々の道を進んでいたんだね。今の僕にはもうどうしたら良いか解らない。

「君を護りたい」と想った気持ちはどこへ行ったろう？今は空を仰ぐだけさ。もしもの話をすれば、キリがない事など解っている。今は何も見えない。

君と見たあのヒマワリ。今はもう見る影もないぐらい、小さくしぼんでしまった。もしもあの時に、君が首を縦に振ってくれていたら、こんな弱くはならなかったと思う。

君と見た夢も今は、もうついには覚めてしまったよ。君は何も悪くはない。僕は君の涙を見たくはない、僕はどうすればいい？ただ、時が流れる。

「君を護りたい」と想った気持ちはどこへ行ったろう？

もしもの話をしても、意味がない事など解っている。

君を傷つけたくない。傷つくのは僕一人で良いよ。

君の声、胸の奥深く響いた。この空は何も言わず僕を見ている。