ジャケット

A1
雨に濡れている5月庭園。
The garden in May is raining.
私はうつろにその景色を見ている。
I look at the scene blankly.
あなたは雨が降れば来ないと言ったから。
Because you said you won't come if it rains.

予報は終日雨と言っている。
The forecast says rain all day.
私の憂鬱はかなり長く
my depression has been quite long
なぜなら月に一度しか会えないから。
Because I only get to see you once a month.

B
見上げても白い空しかない。
Even when I look up, there is only white sky.
今の私の気持ちを表しているようです。
It seems to express how I'm feeling right now.
雨が止めばいいのに・・・
I wish the rain would stop...

サビ
しとしとと降る5月の雨
Rain in May falling down
私にとっては得るものが無い。
There's nothing to gain for me.
雫の音が時折、
Sometimes the sound of drops,
私を現実世界に戻す。
Bring me back to the real world.

私は遠くを見つめる。
I look far away.
あなたの気配を感じようとしている。
Trying to feel your presence.
天候が回復すれば
If the weather improves
貴方は来ると思い込んでいる。
I believe you will come.

A2
林が霞で白く見える。
The forest looks white due to the mist.
水たまりは池のように大きくなっている。
The puddle has grown into a pond.
わたしがは今日は退屈に終わることを意味している。
I mean that today will end in a boring way.

ワインは未だに開けられることもなく
The wine hasn't even been opened yet.
作ったお茶は冷めてしまった。
The tea I made has gotten cold.
華やかさはもうどこにもない。部屋の中
The elegance is no longer there. In the room.

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Rain in May

2004年に制作開始している楽曲で制作コードネーム「五月雨の調べ」。
まだいろいろ工夫するところがありますが季節が夏になってしまうのでアップします。雰囲気は5月の雨ですが梅雨の走りのような雨の日と言う感じです。
「しとしと」というよりは少し量が多いが優しい雨が降り続いている感じです。

自作のバンド漫画に千城五月が加わってちょっとしてからバラード系の音楽が少ないということで五月と
夕子が制作したという設定。夕子は色恋沙汰などないような人なのでそれではダメとサツキに言われる。
「そういう音楽も意識しないと枯れちゃうわよ」とサツキが音頭を取って一緒に作ったというエピソード。
サツキは若いのに人の多彩な甘いも酸いも多彩に経験している人なので真逆の毛色の人と言える。
このバンドはロックテイストな楽曲が多いが、サツキが加わることでスローで気だるく歌う曲も誕生することになる。

英語のミクではどうかと思いましたがバラメータの調整で何とかそういう気だるさを出すことが出来た気がします。裏声はもう少し調整の余地がありそうです。裏声モードがあればいいのですが要望して10年経っても無理なようです。

閲覧数:38

投稿日:2024/07/02 23:50:51

長さ:05:02

ファイルサイズ:4.6MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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