あの日、僕の目から落ちたのは何だったのかな。
あの時、君の口から漏れた言葉は何だったかな。
今日、今この瞬間に、僕がしていることは何だろう。
さぁ、問題です。今僕は何をして、あの日は何をしたでしょうか?

夕暮れどき、日が沈むのを合図に街は静まり返った。
そんな時、着信音が静かな街に鳴り響いた。携帯を手にとってメールを開く。
そこには助けを求める文字が書かれていた。意味も分からずに、玄関を飛び出した。
やっと見つけた君の顔には、ただただ、恐怖の色。君の近くにいた男は、僕を見て笑った。
「なんだ、もう来たのか。でもお前には用はない」
その瞬間、衝撃が走る。思わず地面に倒れこんだ。その時の君の口から漏れた言葉。
さぁ、答え合わせです。分かったかな?
正解は「え、この程度なの?」僕は何も言えなかった。


それから少し日が経ったある日、僕はフラレた。当たり前だろう。
「もう貴方と付き合う意味はないの。さよなら」そして君は僕の前から姿を消した。
あの日の出来事があったせいだろう。でも、あの日倒れた以降の記憶が存在しない。
知らなくてもいいことだったんだろうと、ため息をついて家へ帰った。
今日はあの日とは違い、街はやけにうるさかった。
そしてまた、メールが届いた。差出人は不明。文面には「ありがとう」
その時、僕の目から落ちたのは何でしょうか?
さぁ、答え合わせです。正解は「涙」でした。僕はそれに気づかなかった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

問題です

う~ん・・・・(ーー;)

閲覧数:89

投稿日:2013/03/16 14:51:08

文字数:613文字

カテゴリ:歌詞

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