「これが最後の夜になるから」と
あなたは見上げている
僕は靴紐結んで歩く
左靴底に眠る
三輪の鈴

「なんてことない夜になるから」と
未来はそう言うけど
いくつ形にしていても 未だ
小さな僕のままで
二輪の花

目に映るあなたが
傍にいるなんてさ
息をするみたいで忘れてしまうけど
「ひとりきりじゃないのは思い出すためだよ。きっとそう。」
これは
一輪の詩

鈴の音 響くのは
あなたのまま 生きてきたから
想い出 穂垂るまで
繋いで 繋いで
一輪の詩

あなたの目に映る世界を見て
そこにいると 知ったこと
それがいつまでも大切な
僕の宝物
一輪の詩

子供みたいって笑うかもしれないけど
歴史に名が残る様な人になりたかったんだ
自分に自信なんか探しても無くてさ
だから誇れる程の偉大な人になりたかった
だけどどんなに偉大とされる人よりも
何よりも心に響いたのは「あなた」だからで
この想いこそが「生きること」だと教えてくれた
今度は僕が
「行く先に闇などないから」と
あなたを照らす詩になるから

目に映るあなたが
いつか去るなんてさ
空掴むみたいで忘れてしまうけど
「ひとりきりじゃないのは思い出すためだよ。ずっとそう。」

前だけを凛と見た
あなたの笑う顔が
どこまでも眩しかったから
「月が綺麗」では
恥ずかしいほど足りなくて

一輪の詩
一輪の詩
花の名 続くから
未来へ 未来へ

終わりなんて言わないで
この詩を追い風にして
もっとあなたの描く世界へ

想い出 穂垂るから
笑って 咲って
一輪の詩

あなたの目に映る世界を見て
そこにいると 知ったこと
それがいつまでも大切な
僕の宝物

ほら何度でも

あなたの目に映る世界を見て
ここで 生まれたんだよ
だから いつまでも届くまで
僕は歌うんだ
一輪の詩

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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一輪の詩 / 星界 Lyrics

「一輪の詩 / 星界」の歌詞です。

閲覧数:2,394

投稿日:2022/10/09 03:50:36

文字数:763文字

カテゴリ:歌詞

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