君を傷つけない方法を百万回探したけれど
どこにも見つからなくて途方に暮れる夜
ごめんと謝ってみても言葉は声に乗らず
伸ばした手は届かず虚しく空を切った

幾億の未来が視えたとしても
僕は 僕の選択肢を変えられない
零れ落ちていく 良心と信頼
救えない掬えない この掌ではなにも
歪な音にて笑う 狂った歯車
戻れない 元にはもうなにも戻れない

雨空覆い尽くすは
君の行き場なき哀哭
せめて耳を塞がずに
せめて口を挟まずに
ここで聴いていよう
声枯れ果て涙果て
永遠に続く悲しみに
ただ寄り添うように
欺瞞と知りながら
ただ君の幸せ祈ってる



君を慰める方法を百万回探したけれど      
どこにも見つからなくて徒労で迎える朝
意味なく唇開いても言葉は音に乗らず
涙拭う指は届かず虚しく空を切った

どんな結末が待つか知りながら
いつも 貪欲な僕は同じ道選ぶんだ
飛び出した弾丸 崩れたのは君の心
救えない掬えない僕では助けられない
落ちた涙の粒 砕けた硝子の音
戻らない 元にはもうなにも戻らない

空を埋め尽くすのは
君の果てしなき慟哭
せめて耳を塞がずに
せめて口を挟まずに
ここで聴いていよう
声枯れ果て涙果て
永遠に続く悲しみに
ただ寄り添うように
欺瞞と知りながら
ただ君の幸せ祈ってる



ただ君の幸せ祈ってる