Redaze(リデイズ)
作詞:m@reis_
降り止んだ雨後 見つけた音さえ
明日にはきっと忘れてしまうから
裸足で歩くのは 簡単じゃないから
靴を手に入れることに必死になってく
読み飛ばしたページを開いても
答えは無いから
いつも
名前も知らず追いかけたのに
いつからだろう
わからないから 俯いてしまう
声に出来ない思いだけど
見たことない景色 探しても
辿りつける場所は夢の中
忘れないように
無くさないように
誰だっていつかは 本当の意味さえ
忘れてしまうから 歩けなくなる
道端で見つけた 綺麗な石は
時間が色褪せガラクタになるけど
埃かぶった ノートに書いた文字
読めなくなるのに
夢中になって 掴もうとするけど
薄れて消えるから
戸惑いながら腕を伸ばして
しののめに思い巡らす
そこで見つけた花でさえも
意味を無くしてしまうのは何故だろう
いつも泣きたくなって
細い腕で目をこする
それでも明日を願って
戸惑いながらも腕を伸ばした
消えていく夢をそっと
なぞるだけはもう嫌だから
意味を無くしてしまったとしても
手の平から差し込む光が
あの時見つけた音になって
青い空になびく、気がしたんだ
夢中になって
音をなぞった
00:00 / 03:56
Redaze
Redaze=再び夢の中に
この曲は一度諦めた夢に再び夢中になる。
そんなワンシーンを曲にしました。
私ごとではありますが
一時期曲がかけなくなりました。
どんなに曲をかいてもその曲には何かが足りなくて
何か必要な物がないから、自分には出来ない。
まだあの勉強をしていないから出来ない。
そんな風に言い訳をしている時期がありました。
歌詞の中に出てくる、
「裸足で歩くのは簡単じゃないから」
「靴を手に入れることに必死になってく」
まさに目的を見失った私です。
必要な機材や、知識を得るための本を買うためにお金を求めて
本当の目的とは少しずつ違うことが目標にすり替わり、
すり替わった目標に必死になっていきました。
曲を作る中で手に入れた小さな発見やアイデアは
最初は自分の中でキラキラ輝いてたはずですが、
いつしかガラクタになっていきました。
自分の昔の夢や目標、
その時大切にしていた過去を振り返ってみましたが
答えは見つからず考え込んで、ふさぎこんでいきます。
その中で曲をかき続けて見つけたもの、
その小さな光を頼りに、また夢の中に入っていく。
夢中になって浮かんだメロディをなぞって曲を書き始める。
そんなシーンで曲を締めくくっています。
これからの続きは自分次第という意味も込めて。
夢を目指して生きている人に、
あの頃、夢中になった自分がいたように
再び夢中になって欲しいです。
そんなメッセージを添えて。
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