　遠く見つめ叫びたい
　声にならずに下を向く

　周りが変わると自分も変わる
　それを「流される」と言うのか
　わからずじまいの僕の手を
　誰も強くは握りたがらない

　黒ではないけど白でもなくて
　モノトーンに割り切れもせずに
　ふとした時に君の笑顔に
　灰色の部分　透けて見えるんだ

　遠くに遠くに遠くに　言いたい
　向こうのどこかの誰かに　言いたい
　遠くにいる誰かなら　うなづいてくれる気がして

　変わるということ　成長と取ればいい？
　変わるということ　流されたと取ればいい？

　怖いんだ　自分が自分でなくなりそうな気がして

　変われない自分が歯がゆい
　周りに押し付けた責任
　なぜ誰にもおこりうる壁を
　僕はやぶれずくすぶってるんだ

　遠くに遠くに遠くに　伝われ
　世界のどこかの誰かに　伝われ
　遠くにいる誰かなら　答えてくれる気がして

　こころで叫んで　口には出せない
　それでもこころで　叫び続ければ

　いつか口に出して誰かに言える　そんな気がして