【僕が世界にいる理由】

a
季節は何度でも色を変えて
僕らを乗せて日々を進む
いつまでも 止まってて くれないんだ

a
古い写真見返す度、二度と
触れたくない傷もあったけど
いつの間に 鮮やかに 染まってく

b
君の心に残った
「後悔」という名の刺(とげ)は
いつの日か、 溶けるから

s
自分縛る諦めと
悲しみに慣れた君はいつも
思いつく言葉を 擦れていく気持ちを
噤んでは募らせてた

僕がいる世界はほら
いつか君が足を踏み入れる未来。
だから前向いて

a
流れてく時は不思議なもので
心だけ取り残されていく
今はまだ その先は 見えないけど

b
大人になっても消えない
「無力」という名の痣も
いつの日か、糧になる

s
君が向かった未来で
必ず僕は待っているから
真っ暗な景色と 歪み切った過去を
今そこに置いていこう

君が手を伸ばした時
僕も同じように手を差し伸べるよ
だから、信じていて


「僕」は今、生きている

s
確かに恨んだ過去は
僕の何かを蝕んでいた

足枷を外せばほら
少し広くなった世界(いま)がそこにある

s
何度取り零したって
何度でも君を迎えに行く
噛み締めた強さも 戦った覚悟も
抱きとめてあげたいから

僕がいる世界はほら
いつか君が足を踏み入れる未来。
君は、弱くない

s
時を超えた「ありがとう」
あの日、生きることを選んでくれたからー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

僕が世界にいる理由

応募させていただきました。

サビでぐっと惹かれました。
以前書かせていただいた追憶ピエロやインナーチャイルドの救いの曲になればいいと思って。

辛かったときに生きることを選んだ過去があるから、今がある。
暗い気持ちを吐き出したあとに思うのは
それでも生きてきてよかったってことですね。

閲覧数:107

投稿日:2020/09/27 18:08:44

文字数:598文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました