僕は誰よりも弱いから
自分を強くみせることに長けている
夢の中では 誰にも負けない
ヒーローのふりをしているんだ

だけど 分かっている
言葉のナイフを突きつけられたときに
感じる痛みは
僕なんかが耐えられるものじゃないって

空は眺めるためにあるんじゃない
そこに 夢は映らないだろう
ココロだけが知っている本当のこと
僕だけが見える翼
羽ばたかせるために 今日も風は吹く

君は 誰よりも頑なに
自分は弱いものと思い込んでいる
キスがなければ夢から冷めない
ヒロインを気取っているのかよ

そこに光はない
信じた彼等が助けてはくれないと
気づいた時にも
眠ったままどうするつもりなんだろう

夢を溢れるくらい手に入れたと
高く笑い まぼろしを見てる
心だけが呟いたほんとうのこと
君だけが見える絆
抱えているだけじゃ 誰も繋げない

夢の中では 夢しか見れない
目が覚めたときに 広がる
僕らが見なかった世界の境

空は限りがないと思っているか
そんなふうに見えているだけだ
ココロだけが気付いてる 本当のこと
誰にでも見える未来
いつか辿りついたときに 風は散る