たとえば僕が人を好きになったとして
それが叶うことはなくて
何でそんな事言えるのかと
君は問う前にその答えに気づくと思う
それが僕で偽りじゃない
そんな僕の傍にいれるの?
まるで宝石のような目をした
君の瞳から溢れ出る大粒の涙が
僕の手のひらにほろほろと舞い降りた
「もし私が離れると言ったらあなたは一体どうするの?
あなたのぬくもりが大好きだった。」
そういって抱きしめた
たとえば僕が君の事を愛したとして
君が幸せになることはなくて
何でそんな事言えるのかと
君は問いはしなかった
そのままずっと俯いたままで
幸せかどうか私が決める
そう強く言っていたよね
まるで壊れた時計のように
僕の時は止まったままで
気づかないうちにゼンマイが回りだして
ゆっくりと動き出したんだ
「もし私が一緒にいたいと言ったらあなたはどうするの?
これからもずっと傍にいたいよ。」
そういってキスをした
自分の事が嫌いだった
傷つけるのが怖かった
いや、僕が傷付くのが怖かった
それを君は知っていた
「もし僕が君を愛したなら一体どれだけの事が出来るかな?」
「強がらなくていいよ、そのままでいいよ。」
そういって笑っていた
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失った人のぬくもりも
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