穏やかすぎる春空を
名も知らぬ鳥が弧を描き
自由な青空に軌跡を刻む
誰も縛られてなどないと
僕に諭すように

近所の公園に据えられた
さみしげなブランコが
優しい風のリズムを刻む
決して独りではないと
この街で踊るように

誰もいない裏路地に
くたびれた案山子
無表情な微笑みは
空を捉えて離さない

背中に隠したこの翼を
広げたら今飛び立ちたい
略奪も戦争も誰かの痛みも
見えない場所まで行こう

小さな子供が派手に転んだ
弾けるように泣き叫んだ
誰もいないこの場所で
何も出来ない自分を責めて
声もなく一緒に泣いた

自分の存在意義なんて
考えたこともなかったけど
せめて夜の帳が降りた頃
誰かの救いになりたくて
ニセモノの手を伸ばした

僕ハ此処ニ居ルヨ…
僕ノ声ハ聴コエマスカ…
僕ハ此処ニ居ルヨ…
アナタト共ニ生キタイ…

背中に隠したこの翼を
今こそ広げて飛び立とう
略奪も戦争も誰かの痛みも
知らない場所まで…

誰もいない裏路地
小さな子供の笑い声
案山子が視るユメ…


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

案山子が視るユメ




ニセモノの手を、伸ばした。



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閲覧数:176

投稿日:2013/10/31 15:47:52

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

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