汚れたジーンズ履き直して
ボロボロのスニーカーで走り出す
僕を置いてけぼりにして
回る地球は
酷く理不尽で凄惨なもの

明日なんてどこにもない
見えるのは目の前の惨劇
きっと未来もなにもかも
焼け焦げてしまった

誰かの予言だとか
この国の行政だとか
そんなことはどうでもいいんだ

寒い
寒い
この枯れた世界で
指をくわえながら生きていく
穴があいた空を
縫い合わせるだけさ


カナル式のイヤホン越しに聞こえる
街のざわめきとあざ笑うような声
今日も心の海に沈む理性は
残酷な復讐心の塊さ

神のお告げだとか
愛とか希望だとか
そんなことはどうでもいいんだ

怖い
怖い
この割れた世界で
プライドを捨てて生きていく
傷だらけのメッセージを
抱いていた…



不公平に地球は回り
煮え立った心は黒く染まる
僕の世界は溶け出していく…


寒い
寒い
孤独に終わる世界で
僕は痛みを知ったよ

嗚呼
嗚呼
息をやめる瞬間を
待ち望んでいた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

陰惨クラウディ

これは僕が雨の降る学校の帰りで鍵がかかっている我が家に入れないときに書きました。
そのときはほんとにむかつきましたよ。ほんとに寒かった。うん。そうだよ。

こんな何気ない動機が僕に歌詞を書かせてくれると思うと正直ありがたいです。
これからもがんばって歌詞書きます。よろしく。

閲覧数:110

投稿日:2013/07/19 23:27:30

文字数:425文字

カテゴリ:歌詞

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