秘密基地に置いて そのまんまの言葉
今更取り戻せそうになくて
思い出してみよう
古い本とインクの匂いに
誰だかの記憶が
滲んで暖かくなる
アルバムをめくって
写真に映らない思いと
色褪せてしまった夢の
話を今もしてる
ねえ、君は
どこにいるのかな
ねえ、返事をしてよ
あの日の約束の
秘密基地に置いて そのまんまの言葉
今更取り戻せそうになくて
重い 湿ったif達の文だけ
御伽話は長くなる
耳澄ましていつか あのまんまの声で
呼んでくれる日が来るかななんて
思い出の中の秘密基地で
ずっとそのまま きっと待ってるから
思い出してみよう
二人で作ったお話の
筋書きをなぞらず
私は大人になった
それは昔々
夢と現は繋がってて
きっと私たちも
子供のままでいたのね
ねぇ 君は
ここにはいないんでしょ
ねぇ 私はとうに
見ることもできないんでしょ
遺失届出して そのまんまの言葉
今更見つかりそうにもなくて
重く湿った切れ端の文だけ
御伽噺は止まないね
息疲れて上がった あのまんまの声で
笑い合える日が来るかななんて
記憶の中の秘密基地に
私のかけらが 囚われてるんだ
まだ覚えてたくて こんなものを書いて
私は何してるんだろうなって
忘れて 破った 約束のページで
違う結末もあっただろう
秘密基地に置いて 取り戻せぬ言葉
このままじゃ溢れてしまいそうで
頬に湿ったifたちの分だけ
御伽噺は長く重くどうしようもなく
耳すましていつか あのまんまの声で
呼んでくれる日が来たらな なんて
夢の中の秘密基地で
取り残された 想いを綴り ただ待ってるから
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