赤色の〇を指差して
はしゃいだ昼下がりに君は
背を向けて東の方へ

弾ける水際でこう言ったんだ
「本当は気付いていたよ」って
走り抜ける刹那 ふいに 背を伸ばす世界

ぐしゃぐしゃのノート ド真ん中
まるで変わらない君の下手くそな文字が並んでいて
叫び始めた
「ここにいるのに」

ルートが違うと知っていて
願わくば今会いたいだなんて
わがまま 今触れたまま 反対側へ

いつも空回りしてる呼吸は
いつか止まるその時までに
取っといてよ 吹き荒ぶ風に変えて
昨日も今日も


それともさ ×を塗り替えて
瞼の裏に描いてくの?
背を向けた東の方は

波打つ命の青を知ったんだ
本当は気付いていたとして
走り抜けた今日に君がいたならどれほど綺麗か

ゆらゆらり揺れる蜃気楼
まるでそこにいるかのように笑う君の
白く細い手の 鳴る方へ

心臓ばかり速くなって
重ねるつもりですり抜けた
不器用な手 滲む世界の反対側へ

いつも空回りしてる呼吸は
いつか止まるその時までに
取っといてよ 吹き荒ぶ風に変えて
昨日と今日を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

山田くんの幼馴染 歌詞

歌ってみたなどでご参照ください。

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投稿日:2021/06/05 04:08:15

文字数:456文字

カテゴリ:歌詞

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