【桜花チル】
濁る夜空に吹き荒れる黄砂
隠れた星と皮肉に笑う顔
見えぬ銀河に数えきれない夢を
いくつ浮かべただろう
傷つかないように
腐った夢はここに捨ててゆく
譲れないもののために
すすむべき道しるべ見えなくても
その胸にくすぶってるものは消えはしないから
とどまる理由は何もない道
走りつづけよう今 桜花散る向う
ただ繕って明日を語ってみた
夢を見続ければ痛くはないと思った
逃げ出すことはやめた
いまここで守るべきもののために
偽って 欺いて 汚れきった
そんなこと足を止める言い訳になりはしない
行く先はどこにも見えない道を
前を向いて走れ今は 桜花舞う下で
たどり着くべき夢は見えなくても
その胸に輝いてるものは消せはしないから
けして自分を偽ることはない
ただ信じてすすめ今は 桜花散る道を
いつか叫ぶいつかつかめ 桜花咲く向う
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